インターネットの普及よりフリーランスという働き方が日本でも注目をされています。特にライターという仕事は場所を選ばずパソコンさえあればできる仕事として人気の高い職種です。今回の記事ではフリーランスライターのなり方や気になる年収などについてご紹介していきます。
目次
フリーランスライターのなり方は
Web媒体や雑誌の記事を書くことをライターと言いますが、フリーのライターとは会社に属さずさまざまな業務を委託されて記事を書くライターのことをさします。
特別な資格などは無いため、文章力のある人や記事を書くことが好きな人は誰でもライターとして活躍できます。
フリーランスライターになるには、大きく分けて3つの方法があります。
まずは会社に入って学ぶ
未経験の方や特定のクライアントがいなく、まずはしっかり勉強しながらライターとしてのスキルを身につけたい人は、会社に入って学ぶところからスタートするのがいいでしょう。
インターネットの普及やおうち時間が増えたことにより、ライターの募集は急増しています。まずはアルバイトや正社員として会社に属し、スキルを身につけたら所属会社から業務を委託してもらいフリーとなる、または辞めて個人で活動するなど、飛躍の場が広がるでしょう。
求人サイトなどを見て応募する
元々書くことが好きな人や、何かしらでライター経験がある人は、求人サイトやネットでライター募集を探してみるといいでしょう。求人サイトでもライターの募集は急増傾向にあるため、単価を気にせず空いている時間を使ってフリーライターとして活動したい方は、割とすぐに仕事を見つけられるでしょう。その際、募集欄に「ライター経験2年以上」と記載されている募集内容を探してみると低価格なものが省けます。
ブログやnoteを活用する
ブログやnoteは収入を得るまではコツコツ続けなければならないため、すぐに稼げるものではありませんが、広告をつけたりPV数を増やせるように慣れたら収入の全てが自分に直接入ってくるため、マージンを抜かれることがありません。しかし、ブログやnoteはSEO対策が必須となるため、SEO対策をしてくれるツールや、自分で知識を得ながら始めると良いでしょう。
フリーランスライターの年収や仕事内容
ではフリーランスライターの年収は仕事内容により大きく変わります。どのような仕事内容があるのか、平均年収などを見ていきましょう。
Webライター
コロナ禍で急増したWebライター。おうち時間が増えたことでネットで検索する人や、ネットで買い物をする人、コラムや記事を読む人が増えたため求人が急増しました。
Webライターの単価は基本的に文字数が多いです。1文字0.5円〜高単価な記事だと1文字5円などのものもあります。1記事単価のものは文字数によって異なりますが、1,000円〜10,000円です。週1のスキマ時間から始められるものから週5フルタイムのものまでさまざまなので、自分の働き方に合わせた仕事内容で働きことができます。
雑誌のライター
近年売れ行きが伸びず廃刊になる雑誌も増えていますが、雑誌のライターは一度は憧れ職業ではないでしょうか。雑誌ライターはページ数での単価だったり、企画物、表紙など担当する内容やページによって単価が異なります。雑誌のライターは基本的にアシスタント業から始まるため、いきなりフリーライターとしての活動は難しいかもしれませんが、知識があったり、その分野に対しての資格や特別なスキルをお持ちでしたらすぐに活躍できるか可能性もあります。1ページあたりの相場は大体3万円ほどです。
取材ライター
取材ライターとは、会社や個人、店舗に取材をしにいってまとめた情報を記事に起こすライターのことを指します。案件によって働き方が異なり、基本的にはクライアントから依頼があって取材に出向きますが、自分からアポを取ったり、写真撮影まで担当することもあります。こちらも文字数などによって単価は異なりますが、1案件4,000円〜10,000円ほどです。
コピーライター
コピーライターとは、広告などの文章を作成する仕事です。Web広告やテレビ広告、チラシや新聞、看板などさまざまなライティングを担当します。こちらも文字数での単価だったり、1,000文字でいくらなどが比較的よく見られるケースです。また、広告を打った後のPV数や購入額に応じた成果報酬で支払われる場合もあり、売り上げの20%として設定されることが多くあります。
フリーランスライターが活用しているアプリやサイト
特定のクライアントがいない場合、ライティング求人に特化したサイトやアプリを使って求人募集を見てみると良いでしょう。ここでは代表的なサイトやアプリをいくつかご紹介します。
クラウドワークス
ライティングの求人サイトでもっとも有名な「クラウドワーク」。業務委託でお仕事を受注することができます。ドラマや映画系のライティング業務が多いですが、1度きりというよりは長期での応募が多いことが特徴です。
ランサーズ
エンジニア、デザイナー、ライターに特化したクラウドソーシングサイトです。ライター業務の求人にはデータ入力やアンケートなどのスキルが必要では無いものも多くあるため、主婦の方のスキマ時間などでも有効活用できます。
ココナラ
ココナラとは、個人のスキルを売り込むことのできるスキルマーケットです。ライティングに特化したサイトではありませんが、ライティングが得意な方、お仕事としてすでにやられている方は、こちらに自分のスキルを書き込み売り込んでみるのも良いでしょう。
インディード
さまざまな職種の求人案内が見つけられるインディードにも、ライター募集は多く存在します。インディードでは働き方を選びながら検索ができるため、フリーランスライターとして働きたい人は、業務委託の欄にチェックを入れてライター募集を探してみましょう。