世界のグローバル化が進む現在、幼い頃から英語に触れさせる機会を作る親が増えています。しかし、世の中には色々な情報や英会話スクールなどが存在し、どのスクールや教材が子どもにとって一番ベストなのか、見分けがつきませんよね? この記事ではバイリンガルライターや編集者たちが、小学生から中学生向けにおすすめしたい英語教材をピックアップしていきます。無料のものやアマゾンなどで購入できるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
English Coursebooks
6歳〜12歳は暗記する能力を高められる「ゴールデンエッジ」と呼ばれている
ところで人体が発達していく段階で学習能力がかなり高くなる時期のことで『ゴールデンエッジ』と呼ばれているものをご存知でしょうか。
一般的に9歳から12歳頃までをゴールデンエイジと呼び、神経系の発達が高くされ、心身の発達も安定してきます、集中力や運動神経も高まり、子供は身の回りにあるものを学習し、多くのことを吸収します。この時期に習得したものは今後の人生の中でも大きく占めるであろう可能性を秘めています。
神経科学者のジャクリーン・S・ジョンソンとエリッサ・L・ニューポーの調査結果
興味深い調査結果があります。神経科学者の研究で、『英語以外を母国語とする子どもを対象に、アメリカで住み始めた年齢によって英語の習熟度を調査するといった研究でした』
その結果として、3~7歳の幼児期にアメリカに住み始めた子どもの場合、英語を母国語とする人いわゆるネイティブとほぼ変わらないレベルのスコアを記録したと報告されています。
8~10歳では9割程度のスコアにとどまるようになり、11~15歳の場合は8割程度、そして17歳以降の場合は7割~8割程度にとどまるようになったと報告されています。
以上の点を踏まえると英語学習で一番吸収率の高い時期は大体6歳~10歳ごろであると言えます。この時期に何を学ぶか、何が周りにあるか、ということはお子さんの将来を考える上でとても大事な部分になってくると言えます。
もしお子さんに、将来は国際的な舞台で活躍をして欲しい。海外に出て価値観を広げ豊かな世界観を持った人に育って欲しい。などと考えてらっしゃる場合はぜひこの時期に洗練された英語教育を与えてあげることをお勧めします。
効果のある教材の選び方
- いかに普段の生活に落とし込むかを考える
- 子どもが飽きずに続けられるを選ぶ
いかに普段の生活に落とし込むかを考える
英語学習というと、机に座って単語や長い例文を暗記するものとのイメージが強いと思いますが(もちろ語学学習として必要な勉強方法ですが)、実は一番大事なことは、いかに普段の生活の中に英語を取り入れていくか、といった部分にあるのではないかと思われます。
言語というのは伝えたい事があるときにまず頭で考え、どのように言語化するかを選択し、肺で吸収した空気を喉を通し吐き出すと同時に口の動きを使い空気の振動を作りだし相手に伝えることで成立するもので、日本語も英語も一種の伝えたい事の伝達方法という認識を持つことができます。私たちは日本に生まれ日本語に囲まれているので自然的に日本語を想いの伝達方法として使用してそれを母国語としていますが、英語を取得したい場合は英語を生活の中で使う環境をいかに多く作り出せるか、それが大事であると言えます。
子どもが飽きずに続けられるものを選ぶ
その上で数多く英語教材が存在している中でのお子さんへの教材の選び方として、
興味を持つもの×英語というものが一番効果的であり、飽きずに続けられます。
親におすすめしたい、子どもが続けられる英語教材
上記で説明した興味を持つもの×英語の教材で一番効果的なのは、親のあるキャラクターや映画などとコラボした教材です。特に幼児や小学生は勉強に集中するのが困難な場合もあるため、ディスニーや流行のキャラクター教材を選ぶと、飽きずに続けられるでしょう。
ディズニー英語システム(Disney World English)
ディズニー英語システムは、英語をマスターするために開発された子供向け(0~12歳)英語家庭教材としてウォルト・ディズニー・カンパニーが正式に認めた唯一のプログラムです。
ABC mouse
ABCmouseは、アメリカに拠点を置くAge of Learning, Inc.が開発しました。弊社は、子ども達が将来学問の分野で成功するためにしっかりとした基礎を築くことを目標としています。ABCmouse.com - Early Learning Academyは、米国において2歳から8歳までの子ども達の読み書き、英語のスキルを伸ばすための包括的な早期教育用デジタル教材として業界をリードしています。
https://english.rakuten.co.jp/app/abcmouse/
Youtube チャンネル「Little Fox」
子どもに楽しく英語に触れさせるうえで、楽しく英語力が身につくYouTubeの英語教育系のコンテンツは欠かせないものとなっています。Little Foxは韓国生まれのアニメーション英語童話ライブラリー。創設者のヤン・ミョンソンさんは、アメリカでの子育てや教育現場での経験を通して「こどもの目線に合った楽しい童話の絵本を活用した英語教育」の可能性を見出し、それをインターネットで提供しよう、とアニメ童話の配信をスタート。現在では、3000作以上の童話・童謡・ゲームを提供しており、世界中の英語教育の現場で活用されています。このチャンネルの素晴らしい点は、レベル別に分かれた、様々なアニメが豊富に用意されている点です。レッスンでは特に、英語を少しずつ聞き取れるようになってきた小・中学生のレッスンで活用しました。お子さんの英語レベルに合わせて、長い期間活用できます。
https://www.youtube.com/channel/UCXRPWm72nrs5sK7fNTSXZrw
We Can! フォニオックスワークブック
フォニックスは外国語として英語を学ぶ生徒にとって、母語にない英語の音声を学ぶことができる理想的な学習法です。We Can! Phonics Workbook 1-3 は、コアプログラムに含まれるフォニックスの基礎を拡大し、読み書きの自立学習につなげます。フォニックスは自立して学習できる生徒を育て、英語学習のすべてのスキルにおいて基礎を固めます。
We Can! Phonics Workbook 1-3は子どもへのフォニックスに30年以上の指導経験を持つ二人の日本のエキスパートが執筆しました。
http://wecanenglish.jp/download/
Worldwide Kids
世界水準のカリキュラムをベースに発展させる、年齢別の教材体験
例えば「英語耳」。ゴールデンエッジのお子さんは音を聞き取る力が優れているので英語ならではの音の違いを聞き取り、日本語にはない音も素直に吸収することができます。生後10か月ごろから、だんだんと日本語に慣れた耳になると言われており、なるべく早く始めることで自然に「英語耳」を育めます。
うんこドリル
全ての例文に「うんこ」を使用することに成功!充実の1500語の単語・熟語を収録!
万国共通で笑いを誘えるこの言葉。実は言語学習に大きな可能性を秘めているものなのかも。英単語はこれから始まる英語学習の基礎となるものを厳選し、充実の1500語の英単語・熟語を収録しています。例文すべてにおこさまが大好きな「うんこ」をとり入れることで、例文そのものを楽しみながら、英単語の記憶定着につなげます。実際の英語ではうんこはpoopと言いますが、本書ではあえてunkoに統一しています。
スマイルゼミ
スマイルゼミの英語は数ある通信教育教材の中で、2年連続して「子ども英語教材」部門で最優秀賞を受賞している。より丁寧な発音練習や、読み書きの力をつける講座です。文字と発音の関係を学ぶ「フォニックス学習」もあります。画像を見て、口の動きや舌の動きなどもしっかりと学びます。英語で聞く体験型の絵本や歌などのコンテンツがあり、英語で絵本の読み聞かせをしたいけれど、英語の発音に自信のない親御さんも、スマイルゼミならタブレットにお任せ!絵もとっても可愛いので、絵本の動画を見ているだけで楽しくなります。
ちびむすドリル
小学生向け・英単語の練習プリントです。イラストを見て単語を確認し、声に出して読みながら単語を書く練習をします。生き物、食べもの、果物、野菜、場所、身に付けるもの、乗り物、仕事、動詞、形容詞、気持ちの単語など、仲間別に練習できます
https://happylilac.net/syogaku.html
すみっコぐらし学習ドリル
アルファベットとローマ字を、すみっコぐらしのかわいいキャラクターと一緒にマスターする書き込み式ドリルです。大文字と小文字のアルファベットのほか、簡単な英単語や英会話文も掲載。パズルや迷路などで遊びながら英語の基礎を学べます。すみっコぐらしのかわいいシール78枚付き。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/すみっこぐらし+学習ドリル/