バケーションとワークを合わせた造語であるワーケーション。観光地やリゾート地で働きながら休暇を取る過ごし方として注目を集めています。今回はそんなワーケーションが出来る職種やメリット、探し方を大公開。ワーケーションが出来る仕事へ転職したい人には役立つ情報です。
目次
ワーケーションの特徴
2000年代にアメリカで始まったワーケーションとは、休暇を取りながら仕事をするスタイルです。ワーケーションは時間や場所に縛られず、自由にあらゆる場所からリモートワークを行うことを指します。
デスクにかじりついて仕事をするより、休暇を取りながら仕事をすることで生産性が上がると言われています。
また、ワーケーションは休暇やバケーションを楽しんでいる間に仕事をするわけではなく、長期的な休暇をとってカフェやリゾートなどの非現実的な場所でリモートワークをする働き方です。
テレワーク・リモートワークとの違い
テレワーク・リモートワークは会社以外の場所で働くという意味では同じですが、ワーケーションは会社から指定された場所以外でバケーションをしながら働くことができますが、テレワーク・リモートワークは会社から指定された場所で業務を行うため、違いが出てきます。
ワーケーションのメリット3選
バケーションしながら働くと聞くだけでもメリットがたくさんですが、どのようなメリットがあるのかを見てみましょう。
旅行しながら仕事ができる
一番のメリットはなんと言っても旅行しながら仕事が出来るという点でしょう。仕事で疲れた心や身体を癒しながら仕事に取り組むことが出来るため、仕事の生産性が上がると言われています。また、いつもと違う場所で仕事をこなすことで、モチベーションが上がるというデータもあります。
プライベートや自分の時間を確保しやすい
ワーケーションはプライベートの時間を確保しやすいため、育児をしながら仕事をする方にはとても便利です。家事や育児の間に出来ることはもちろん、家族で旅行中でも昼夜構わずに仕事が出来るため、家族との時間も確保できます。
仲間意識やコミュニケーション力が上がる
グループでワーケーションを行う場合は何人かで一緒にワーケーションに取り組むため、コミュケーション力が上がります。食事の準備や仕事外での旅行など、仕事以外の時間も一緒に過ごすため、仲間意識もオフィスにいるより強くなるでしょう。
スケジュール管理をしっかりしよう
ワーケーションは自由に時間と場所に縛られずに働くことができますが、しっかりスケジュール管理をしないと、仕事がなあなあとなってしまうので注意が必要です。グループでワーケーションに取り組む場合も、一日のスケジュールを予め組み立ておくと良いでしょう。
ワーケーションに向いている職業
最後にワーケーションに向いている職業を3つご紹介します。
ITやWebマーケター
ITやWeb系の仕事やマーケターの仕事はパソコンがあれば出来る仕事のため、ワーケーションに向いているでしょう。ITやWeb系、マーケターの仕事はクラアンととのやりとりやセキュリティやデータ管理をしっかり行わなくてはならないため、Wi-Fiや通信環境がしっかりしている場所を選んでワーケーションに取り組みましょう。
外資企業に転職する
ワーケーションは元々アメリカで始まり、海外の方が主流であるため外資系企業はワーケーションを積極的に取り入れている会社が多くあります。イベントを取り入れたり、グループでワーケーションをするなど仲間意識やコミュニケーションを高めることに重点を置いている会社が多いので、英語や他言語に堪能な方は外資系企業に入ることも視野に入れていきましょう。
ライターやイラストレーターなどは1人気分でワーケーションできる
場所を選ばずに出来る職種としてライターやイラストレーターという職業があります。ワーケーションにも向いている職業で、特に1人でのワーケーションには向いているでしょう。自然や観光地でインスピレーションを得ながら仕事をすることで、クリエイティブで柔軟な発想を得られるでしょう。